ドイツ代表その2

調子に乗ってまたまたドイツ代表のことです。
キャリア、存在感という点でバラックの欠場は、チームにとって大きな痛手と考えられます。
次にプレー面から見るとどうでしょうか。
個人レベルでのプレーの質、又は、才能で考えるとバラックの代役になりえる選手はいます。正確には可能性のある選手と言うべきでしょうか。サミーケディラという選手です。間違ってるかもしれませんがー僕はよく忘れるものでーシュツットガルトの副キャプテンで22歳、トルコ系ドイツ人です。バラックの後継者と呼ばれているメディアでも評価の高い選手です。僕も大好きな選手です。プレースタイルはバラックに似ていて、ピッチを縦横無尽に走り、ディフェンス、ゲームメイク、フィッシュと全てをこなします。才能という点ではバラックに迫るものを持っていますし、実際、
プレーの質においてもバラックがここ何年ケガがちでなかなかベストのプレーが出来なかったことを考えれば、十分にその穴を埋めることは可能だと言えます。
ただ、それは個人レベルでの話し。サッカーでは、チームの中でいかにして個人の才能を発揮することができるかが大事です。ケディラは才能はあるがー加えて私の見るところ物怖じいない性格ーまだ若く、代表歴が浅く、ゲーム出場数も数える程度です。彼がその才能を発揮出来るかどうかは、彼自身の問題以上に周り次第だと考えられます。