ドイツ代表その3

W杯の数週間前に『W杯でのプレーは 絶望』なんて診断を下されたら、誰だっ て大きなショックを受けるはずだ。だ が、サッカーとはこういうものだ。前向 きにならなくてはいけない。
バラック コメント、スポナビより引用
バラックの代わりにチームを引っ張っていくのはラームとシュバインシュタイガーでしょう。特にシュバインシュタイガーは、センターハーフの一人としてプレーの面からも中心選手として、チームを引っ張っていかなければなりません。バラックの抜けたポジションはケディラが引き継ぐことが可能ですが、中心選手としての役割は彼が引き継ぐ以外選択肢はないでしょう。バイエルンでも徐々にではありますがそのような役割を自覚を持ってプレーしていますし、それが出来る選手のはずです。
先ほどセンターハーフの一人と、書きました。ドイツのフォーメーションではセンターハーフは二人です。それが、バラックケディラシュバインシュタイガーです。コンビを組むバラックの代わりとなるケディラが生きるも死ぬも、彼によるところが大きく、チームの浮沈を左右するでしょう。
そしてレーブ監督です。ユーロあたりからですが、なにかハッキリしい、中途半端なサッカーという印象なのです。ポドルスキー、ゴメスの伸び悩み、フリングスとの訣別それに絡むバラックとのいざこざ、正GKの問題、エジルの台頭、シュバインシュタイガーの変化など、マイナス要素、プラス要素をチーム作りにうまく昇華できていないからだと思われます。彼の悩みがチームのサッカーにも影を落としているかのようです。ー彼はもう少し明るく振る舞ってもいいのかもしてませんー バラック(キャプテン、シンボル、重し)の欠場は、チームを大胆に再構築するチャンスとも言えます。いい意味で開き直り、チームをリフレッシュさせることが出来ればー彼のチームは若く、数多くの才能ある若手がいます。彼らを信頼し、若さを武器に出来れば(ベテランがそれを支え)ー面白いと思います。

バラックが抜けるのは大きな痛手だがチーム全体でカバーできる、ただし、ベスト8目標!(のればベスト4)が僕の結論です。